2025年8月3日(日)、オリナス一宮にて「Ensemble Marrooooon × Ensemble Xavier Collaboration Concert」を開催しました。
台湾のサクソフォン奏者を中心に構成されたEnsemble Xavierと、一宮を拠点に活動するサクソフォンとピアノのDuo Marroonを中心に集まった、Ensemble Marrooooon。
国や文化、音楽のルーツが異なる奏者たちが一つのステージに集い、台湾の伝統音楽からクラシック、ジャズまで、多彩なプログラムをお届けしました。


総勢13名のアーティストがオリナス一宮に集結!

今回のコンサートは、ToriCote代表の袴田美帆がフランス留学中に出会った、台湾出身の音楽家とのコラボレーション企画として実現しました。

コンサートのタイトルにあるEnsemble Xavierは、台湾を拠点に世界各国で活動する若手サクソフォン奏者によるアンサンブル。
そして、Ensemble Marrooooonは、一宮市を拠点に活動するDuo Marroon(サクソフォン:袴田美帆 / ピアノ:犬飼裕哉)を中心に、国内外で活躍する日本人奏者たちが集まり結成されたアンサンブルです。

留学先でともに学び、音楽を通して仲を深めてきた仲間同士、
「いつかそれぞれの国で一緒に演奏したい」
という想いを形にするため、互いの仲間を誘い合ってこの一宮でのコラボレーションが実現しました。
メンバーの多くは、フランスをはじめ、ヨーロッパやアメリカなど海外で学び、多様な文化や音楽に触れながら活動を続けています。
国籍や活動拠点は異なっても、
「音楽を通して人と人をつなぎたい」
「それぞれの文化を尊重しながら、新しいつながりを生み出したい」
という共通の想いが、このプロジェクトの大きな原動力となりました。
台湾とフランス音楽を中心に構成された多彩なプログラム

プログラムでは、台湾の伝統音楽をモチーフにした作品から、ヨーロッパやアメリカで生まれた作品まで、幅広いレパートリーを演奏しました。
メンバーには、プロのジャズサクソフォン奏者として活躍する演奏家や、即興演奏を得意とする奏者も参加。
それぞれが異なるバックグラウンドを持つからこそ生まれる音楽が響き合い、このメンバーだからこそ実現できる特別なステージとなりました。
さらに、この公演のために書き下ろされた新作や、ラヴェル《ボレロ》のサクソフォン・アンサンブル版アレンジも披露。
サクソフォンの多彩な音色や表現を存分に味わえるプログラムとなり、演奏する奏者も、会場のお客さまも、終始楽しそうな様子が印象的でした。
終演後には、
「演奏中ずっとワクワクしていました。」
「出演者がとても楽しそうで、その空気が客席にも伝わってきました。」
「めちゃくちゃ楽しかった!」
など、多くの嬉しいご感想をいただきました。
地域の学生とともにつくるコンサート

今回のコンサートでは、一宮市立中部中学校から11名の中学生ボランティアの皆さんにご参加いただきました。
事前の打ち合わせでは、公演の目的や国際交流の意義、地域の文化を世界へ発信することの大切さについて共有。
当日は、会場設営や受付、影アナウンス、終演後の片付けまで、運営スタッフの一員として主体的に活躍してくれました。
朝早くから最後まで、出演者や来場者を温かく迎えてくださったボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!

また、ボランティアの皆さんのご家族をはじめ、南山大学中国語専攻の学生さん、一宮市内の中学校・高校吹奏楽部の生徒の皆さんをご招待し、地域の幅広い世代が音楽を通して国際交流に触れる機会となりました。
演奏を聴くだけでなく、イベントをつくる側として関わることで、音楽や文化交流の魅力をより身近に感じてもらえたのではないでしょうか。
ToriCoteでは、これからも地域の子どもたちや学生の皆さんが、世界で活躍するアーティストと出会い、多様な文化に触れながら成長できる場を、一宮から育んでいきたいと思います。
お客さまのお声

当日は、一宮市・愛知県内だけでなく、北海道、東京、横浜、大阪、兵庫など全国各地からご来場いただきました。
会場はお子さまから80代まで幅広い世代のお客さまで満席となり、
「会場全体が揺れるような素晴らしい演奏」
「これから音楽に触れる子どもたちに聴かせたい」
「音楽で出会った人たちのつながりが素敵だと思った」
「それぞれのルーツがキラキラした音で伝わってきて涙が出た」
「去年から楽しみにしていました。オリナス一宮で年1回以上企画してほしいです」
など、たくさんの温かいメッセージをいただきました。
台湾メンバーと一宮で過ごした3日間

台湾から来日したメンバーは、コンサートだけでなく、一宮の地域行事や文化に触れながら、地域の皆さまとの交流も楽しみました。
8月1日には、神山連区地域づくり協議会主催の「神山納涼夏祭り」に出演させていただきました。

台湾メンバーも盆踊りの輪に入って踊ってみたり、屋台を巡りながら、一宮の夏ならではの風景を地域の皆さまとともに満喫できたようです。
言葉や国籍の違いを越え、笑顔で話す姿があちこちで見られ、楽しい文化交流の時間となりました!
また、翌8月2日には一宮市尾西歴史民俗資料館にて親子向けコンサートを開催させていただきました。

夏休みイベントとして多くの親子連れにご来場いただき、子どもたちはサクソフォンの音色に耳を傾けたり、おなじみの曲では一緒に体を動かしたりして楽しむ様子が印象的でした。

終演後には、抹茶と和菓子をいただきながら、日本のおもてなし文化も体験させてもらいました。
ただコンサートをするために来るのではなく、一宮で過ごし、一宮の人と出会い、少しでも一宮の文化を知る。
そんな時間を共有することこそが、音楽を通した国際交流プロジェクトの大きな魅力だと思っています。
ToriCoteはこれからも、音楽をきっかけに地域と世界をつなぎ、人と人との新しい出会いが生まれる場を、一宮から育んでいきますので、少しでも共感してくださった方は私たちを応援していただけたら嬉しいです!

出演者

Ensemble Marrooooon
袴田美帆(サクソフォン)
犬飼裕哉(ピアノ)
堀江香奈子(サクソフォン)
村田礼奈(サクソフォン)
杉本澪(サクソフォン)
Ensemble Xavier(台湾)
林寛(リン・カン)
陳柏元(チェン・ボーユエン)
呂學承(リュ・シュエチョン)
趙家緯(ジャオ・ジアウェイ)
康凱翔(カン・カイシャン)
林孟緻(リン・モンジー)
范家瑞(ファン・ジアルイ)
Garret Klauss(ギャレット・クラウス)

クレジット
主催:ToriCote
共催:パリ音楽総合芸術学院
協力:植村楽器
後援:一宮市、一宮市教育委員会、Cocoro Family、Little Poetry、Une Petite Fleur de Paris、Mülleur Arts & Music


